佐渡−新潟便(旭伸航空Islander BN-2B-20)

12/23(日)佐渡汽船の両津港に行くと、こちらは人で一杯でした。佐渡汽船は経営が悪化しているそうだけど、寺泊−赤泊航路はさっさと廃止した方がよいのではないかな。赤泊の人も「あいびす(高速船の名前)で来られたんですか」とびっくりしたようなことを言ってましたよ。地元の人も利用しないような船はいらんですよ。
両津港のバス乗り場でうろうろしていたら、バスの運転手から、「どちらまで行かれますか」と聞かれました。そこで空港までの行き方を教えてもらったので、バスで行くことにしました。本当はタクシーで行こうと思っていたのだけど。
バスだと、両津港から本線(相川行き)で、「秋津」で降りて歩きます。秋津で降りるときも運転手から「そこの信号を左に曲がってまっすぐです」ともう1回道を教えてもらいました。なんだか佐渡のバスの運転手は親切です。
佐渡空港は小さな空港でした。空港内に大きなパネルがあり「佐渡空港に2000m滑走路は必要です」というようなことが書いてあったけど、実際には不要でしょう。今の滑走路は800mだそうです。
飛行機の予約もしないでカウンターに行ったんだけど、運良く1座席空いていました。佐渡発9:55の便です。
http://www.sado.co.jp/kyokusin/
私はバスで9:00ころに空港に着いたのだけど、そのときは待っている人は1人でした。9:55発の便に乗る人たちなのだけど、全員集まったのは9:30ころ。なんだかノンビリしていますね。
Islanderは小さな飛行機なのですが、乗客は9人乗れるのだけど、機長の横にも1人乗ってました。乗務員は機長1人。実はあれだけ小さい飛行機は初めてです。主翼の下の車輪は畳まないのですね。高度も700だか800mしか上がらないので、雲の下どころか、海の波しぶきを見ながら飛びました。鳥(多分カモメ)や漁船も見えました。速度も230km/hとか機長がアナウンスしていたなぁ。あれだと、風の影響は強く受けると思います。遊覧飛行みたいでおもしろかった。
旭伸航空佐渡発の便では、佐渡汽船前から佐渡空港まで、および新潟空港から新潟駅まで、事前に予約すると乗り合いタクシーを用意してくれるようです。私は両方とも一般乗り合いバスを使いましたが。
新潟空港から新潟駅は、上記の通り、新潟交通の一般乗り合いバスを使ったのですが、乗客は私1人。今は「『空港バス』運行頻度アップ社会実験」というのをやっているそうで、バスの本数が1時間に3本と多くなっていますが、飛行機の便が多くないんだから1便あたりのバス利用客は減るだろうなぁ。私の乗ったバスは、高速バス路線に使われているタイプ(空港でもらった案内にはリムジンタイプと書いてあった)ではなく、銀バス(といっても県外の人には分からないか…)でした。
http://secure.onlyone.ne.jp/~airport/news/news349n.html
最後、新潟駅から長岡行きの高速バスに乗ろうとしたら、千円札を両替しているうちに、止まっていたバスが発車! 仕方なく30分ほど次のバスが出るまで待ちました。雪が降ってないとはいえ、外でバスを待つのは寒うございました。