よく考えてみると

二輪車って、四輪車に比べるとローテクだなぁ、と思う。

例えば、排気ガス規制対策。ヤマハSR400は次のようなことをしている。「また、シリンダーヘッドにはエア・インダクション・システムを装備しており、排気ポートに2次エアを導入することで、未燃焼ガスの燃焼促進を図り、排気ガス中の有害物質を低減させている。」http://www.yamaha-motor.jp/mc/lineup/sportsbike/sr400/detail/0002.html#DTL1
四輪だったら、エンジン燃焼室の形状変更とか、キャブレターをやめてインジェクションを使うとか、燃費対策と一緒に考えると思うんだよなぁ。これはSR400だけがローテクなのではなく、他の400ccクラスのマシン、ホンダCB400 Super Fourもドッコイなレベルのようだ。

それから、教習所のバイクで、寒いときにはチョークを引いてエンジンを掛けなくてはならないと聞いて驚いた。四輪だったら、オートチョークが普通なのに。
チョークレバーなんて、実家で昔あった耕運機(ハイオクタン灯油を燃料とし、エンジンをかけるときはロープで引っ張ってやる必要があるのだ)以来、久しぶりに見た。耕運機だって、実家で今使っているものは、セルでエンジンを掛けるし、チョークレバーは無かったと思うなぁ。
二輪は性能、昨日から見たら、農機具より四輪車に近いと思っていたが、実際にいじってみると四輪車より農機具に近いような気がしてきた。

「Hondaは、2007年末までに、国内向けに発売するすべてのスクーターをPGM-FI搭載車に切り替えていく予定である。」とスマート・Dio Z4のプレスリリースで言ってます。スポーツモーターサイクルもインジェクション化してください。
http://www.honda.co.jp/news/2004/2040220-dio.html